「翻訳の仕事ってやりがいはあるの?」
翻訳に興味はあって始めてみたいけど、仕事としてやりがいはあるのか気になる方もいるかもしれません。
やりがいがあるかは長く仕事を続けるうえで重要なポイントです。
正直なところ、翻訳の仕事は孤独な作業で、納期に追われるなど大変なところもあります。しかし、それ以上にやりがいや楽しい部分もある魅力的な仕事です。
本記事では、体験を踏まえて翻訳のやりがいについて紹介していきたいと思います。
目次
翻訳のやりがい・楽しい部分
在宅でマイペースに働ける
まず翻訳の仕事には在宅で働ける案件が多いという点があります。時間も納期を守れば自分の裁量で仕事をしやすいです。毎日満員電車に長時間乗る必要はありません。
場合によっては急な依頼や短い納期というケースもありますが、他の職種に比べればマイペースに仕事ができるほうだと思います。
受注する案件の量も自分で決めることができますから、仕事の以外のことを優先したい時でも融通がききます。
家事や育児、介護、その他プライベート等の理由で在宅で働きたいという人には最適です。
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スキルアップすれば収入増
フリーランス翻訳者になれば、スキルと経験に応じて収入も上がっていきます。
普通に会社で働いている場合はスキルが高いというだけでは簡単に収入は上がりません。社員のまま収入を上げるには年数や転職が必要なことが多いです。
しかし、フリーランス翻訳者なら自分のがんばりがそのまま収入に直結していきますので、やりがいがあります。
最先端の知識・技術に触れられる
翻訳の仕事では、最新の論文や技術文書などを通して最先端の知識・技術に触れることができます。
仕事をすればするほど専門分野に関する知識が増えていきますのでスキルアップが実感できると思います。
特に専門としている分野が自分が好きな分野であったり、趣味に近いものであったりするならやりがいを感じることができるでしょう。
知的好奇心が強い方にとって翻訳の仕事はうってつけです。
コストがかからない
翻訳業をフリーランスとして開業するにあたり、コストがかからないという点も大きなメリットです。
通常、開業するとなると多額の資金が必要となります。
比較的開業費用がかからないとされている士業でも、各業界団体(行政書士会・司法書士会など)への入会金・月会費や事務所設置費用などがかかります。加えて、営業活動のための費用もかかるでしょう。
対して翻訳業は最低限パソコンとインターネット環境さえあれば可能です。
追加でかかるとしても、翻訳支援ツールや業界団体の年会費、辞書・専門書等の書籍代などが中心です。
初期費用をかけずに開業できるというのは翻訳業のおすすめポイントといえます。
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翻訳の仕事を楽しく続けるには?
好きな専門分野を見つける
翻訳の仕事はリサーチ作業の連続ですから、あまりに興味のない分野で仕事をし続けるのは苦痛だと思います。
数ある専門分野の中でも自分が興味・関心を持てる分野を選び、究めていくことをおすすめします。
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自分が希望する働き方を選ぶ
一般的に、翻訳者としては社員よりもフリーランスのほうが自分の裁量で仕事ができるようになります。
フリーランスは自力で案件を取っていく必要があり、収入が途絶えるリスクもありますが、スキルと経験さえあればある程度は安定して仕事獲得できるはずです。
フリーランスでは不安だから社員として働きたいという場合でも、在宅での就業が可能な求人は多いですからいろいろと求人サイトをチェックしてみましょう。
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まとめ
今回は翻訳のやりがいについて書かせていただきました。
翻訳のように専門性があって在宅ワークができるという職種はなかなかありません。
フリーランスとしても働けますし、女性の方も多く活躍されている業界です。
在宅で働ける一生のスキルを身につけたいと考えているなら翻訳スキルを検討してみてはいかがでしょうか。