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英語翻訳で読める小説・文学6選を紹介!【日本語訳あり】

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「小説を英語で読んで勉強したい。何かいい本ないかな?」

小説を読むのが好きという人で、英語もついでに勉強したいという人もいるかと思います。

小説ということでストーリー、セリフなどが記憶に残りやすく、英語も自然と覚えることができそうですよね。

しかし、英語だけで書かれた小説を読むのは結構ハードルが高いです。

そんな場合におすすめなのが、英語に翻訳されて、かつ、日本語訳も掲載されている小説で、この形式なら初心者でも無理なく読めます。

そこで本記事では、英語学習に最適な小説コンテンツを紹介していきます。

【日本語訳あり】英語翻訳で読める小説・文学

英語朗読でたのしむ日本文学


本書は日本文学の名作10編をアメリカの日本文学研究者が英語に翻訳した1冊です。

収録されている作品は以下の通り。

収録されている作品リスト

Chapter 1 走れメロス(太宰治)
Chapter 2 吾輩は猫である(夏目漱石)
Chapter 3 源氏物語「若紫」(紫式部)
Chapter 4 枕草子(清少納言)
Chapter 5 奥の細道(松尾芭蕉)
Chapter 6 金魚のお使い(与謝野晶子)※全訳
Chapter 7 ごんぎつね(新美南吉)
Chapter 8 雨ニモマケズ(宮沢賢治)※全訳
Chapter 9 人でなしの恋(江戸川乱歩)
Chapter 10 蜜柑(芥川龍之介)※全訳

全てが全訳ではないという点はやや物足りないと感じる方もいるかと思いますが、有名な作品ばかりで、楽しみながら読めそうです。

左ページに英訳、右ページに日本語訳という形式で、自分の翻訳が正しいかすぐ比較、チェックでき、学習がスムーズに進みます。

朗読は元NHKアナウンサーの方が担当していることもあって聞きやすく、クオリティーが高いです。

作品の世界に入り込みつつ、英語の学習ができるでしょう。

世界文学の名作を「最短」で読む ――日本語と英語で味わう50作

本書は、ホメロス、古事記、シェイクスピア、カフカ、エミリ・ディキンスンなど世界文学の名作の1節を引用し、日本語と英語で味わうという1冊。

50作もあるので、お気に入りの作品を見つけやすいかと思います。

1つ1つの作品の量は多くないですが、その分読み終わるのは難しくないですし、繰り返し読めるので、反復学習にも最適です。

村上春樹が英語で楽しく読める本


日本だけでなく世界的にも人気のある村上春樹氏の作品を英語で読むという本です。

長編小説10作品をまとめており、以下の通り、有名作品ばかりです。

収録作品

[1] 『風の歌を聴け』
[2] 『1973年のピンボール』
[3] 『羊をめぐる冒険』
[4] 『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』
[5] 『ノルウェイの森』
[6] 『ねじまき鳥クロニクル』
[7] 『海辺のカフカ』
[8] 『1Q84』
[9] 『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』
[10] 『騎士団長殺し』

それぞれの作品から4つのシーンが抜粋され、左ページに英語、右ページに日本語という形式。

日本語で読むのとはまた違った感覚があり、別の角度から楽しめます。

「ミニ英和表現集」「ミニ和英表現集」があり、辞書的な使い方もできそうです。

コラムもあるため、村上春樹の作品をより深く楽しみたいという人にとっても読む価値がある本だと思います。

村上春樹「かえるくん、東京を救う」英訳完全読解

本書は、村上春樹氏の短編小説「かえるくん、東京を救う」の英訳版で、NHKラジオ「英語で読む村上春樹」を単行本化したものとなります。

日本語訳だけでなく、翻訳のポイント解説もしっかり書かれており、文芸翻訳の勉強をしたいという人にも大変おすすめ。

挿し絵も多めなので、読み物としても気軽に楽しめるかと思います。

村上春樹「象の消滅」英訳完全読解

本書も前述の「かえるくん、東京を救う」と同シリーズの1冊で、NHKラジオ「英語で読む村上春樹」の単行本化の第2弾にあたります。

こちらも同様に英語、日本語訳が併記されており、解説も充実してて、英語学習がしやすくなってます。

「英語で読む村上春樹」シリーズが好きならおすすめです。

村上春樹ハイブ・リット

翻訳家としても有名な村上春樹氏がお気に入りの海外文学作品を選んで翻訳し、アメリカ作家自身が朗読するという1冊です。

英文、日本語訳、解説とコンテンツが充実しており、翻訳や文学の勉強に最適。

1つ1つの短編小説はページ数がそれほど多くなく、英文も実際読んでみると難しくないので、初心者でも気楽に読めると思います。

小説・文芸・出版の翻訳を学ぶには?

文芸の翻訳資格を受ける

小説・文芸に関する翻訳資格は少ないですが、翻訳スクール「サンフレアアカデミー」が主催する翻訳資格「TQE」では、「文芸」という科目で受験できます。

「文芸」という科目は、小説やエッセイなどを出題内容としており、文芸翻訳を目指している人向けの科目です。

100点満点中70点以上であれば、翻訳者としての登録も可能となっており、キャリアアップにつなげやすいのもメリットです。

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出版翻訳の講座を受講する

老舗の翻訳学校である「フェローアカデミー」には出版翻訳コースという独立した講座が提供されてます。

例えば、「出版翻訳講座」では、短編小説を最初から最後まで翻訳する、というカリキュラムで、翻訳実務を想定した内容となっており、とても実践的です。

担当トレーナーが課題に対して直接添削指導してくれるので、着実にレベルアップできます。

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まとめ

今回は英語翻訳で読める小説、文学のコンテンツを紹介させていただきました。

小説、文学なら興味を持って読めるので、印象に残りやすく、より高い学習効果が期待できます。

英語と日本語を共に掲載しているものが中心ですから、英語力に自信がなくても読みやすいはずです。

小説で英語を勉強したいという人はぜひ本記事で紹介した本をチェックしてみてください。

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