「海外の有名人のインタビューで英語を勉強したい。何かいい本ないかな？」
自分が好きな海外の有名人（ハリウッドスター・セレブ・経営者など）のインタビューを聴くことで英会話の効率的な勉強になりそうですよね。
海外の有名な俳優・女優、ミュージシャン、経営者などから、いろいろと興味深いこと、為になることが聴けます。一種の自己啓発としても効果がありそうです。
面白いやり取りが短時間で圧縮されているので、何回聴いても飽きず、反復学習が重要な英語学習とも相性が良いと思います。
そこで本記事では、英語で聴けるインタビュー本をまとめて紹介していきます。日本語翻訳もありますので、英語初心者でも気軽に聴けるはずです。
【日本語翻訳あり】英語で聴けるインタビュー本まとめ
ハリウッドスターの英語
本書は、アルクの月刊誌「ENGLISH JOURNAL』」へ掲載されたことのある人気ハリウッドスターのインタビューから厳選されたものを掲載しているシリーズで、現時点で5冊あります。
1冊では10本ほどのインタビューがあり、いずれも有名なハリウッドスターばかりなので、お気に入りのスターを見つけやすいはずです。
テキストには、①英文スクリプト②対訳③語注④用語解説と十分な情報量。
1つのインタビューの長さも6分～7分程度と短めなので、負担が少なく、繰り返しやすいと思います。
ロックスターの英語 インタビュー集
アルクの月刊誌「English Journal」にて過去掲載された大物ミュージシャンのインタビューを厳選したインタビュー集です。
登場するミュージシャンは以下の通り。
登場するミュージシャン
キース・リチャーズ、ノエル・ギャラガー、リアム・ギャラガー、レディー・ガガ、エリック・クラプトン、ポール・マッカートニー、エルトン・ジョン、テイラー・スウィフト、アデル、ブルーノ・マーズ
どういった思いで曲を作ったのか、音楽に対してどのような姿勢でいるのかなど、ミュージシャンの実像に迫ってます。
スクリプト・対訳、語注・用語解説、Vocabulary Listなど、英語学習コンテンツも充実。
発音解説では各アーティストの話し方の特徴も解説してくれてるため、ネイティブの発音について深く理解できます。
CNNee ベスト・セレクション インタビュー
「CNNee ベスト・セレクション インタビュー」シリーズは、各界の有名人にインタビューしていくというもの。
映画やビジネス、政治など、登場する有名人の業界は幅広いです。
インタビューの英文から和訳、語注、文法・用語の解説など英語学習にも最適。
紙媒体としては販売してないのですが、Kindle版で1つ204円ほどで購入でき、かなりコスパが良いです。
CNNリスニング・ライブラリー 世界のトップ経営者に聞く!
本書は、世界で活躍されている経営者のインタビューをまとめた1冊です。
GoogleやTwitter、マイクロソフトなど名だたる企業の経営者が登場します（日本からは楽天の三木谷社長が登場）。
各経営者がどういった理念、戦略を重視して経営をしてきたか、について詳しく語っており、とても興味深い内容となってます。
2012年に出版されたものなので、やや一昔感がありますが、語られている経営哲学は色あせないものがあると思います。
100万語[聴破]CDシリーズ
CNNにて有名人へインタビューしたものをまとめたシリーズです。
ビジネスやセレブ、VIPなど世界的に有名な人物の肉声が習得されており、とても興味深い内容となってます。
2000年代の収録が中心で（2005年～2008年くらい）、結構昔ではありますが、有名人ばかりで面白いですし、アマゾンだと中古で数百円ほどなので安くておすすめです。
英語で聞く 知の最前線
「英語で聞く 知の最前線」は、自然科学、社会科学、文学など、各界における著名な知識人の英語インタビューをまとめたシリーズです（2巻あります）。
第1巻、第2巻で収録されているインタビューはそれぞれ以下の通り。
第1巻
1 ポール・ノフラー「:ゲノム編集」の最先端:デザイナー・ベビーは作れるのか
2 ニック・ボストロム:哲学者が考えるAIと人類の未来のシナリオ
3 ポール・クルーグマン:アベノミクス、消費増税、五輪需要で日本はデフレから脱却できるか
4 リンダ・グラットン:人生100 年時代を生き抜くために――今こそ仕事・収入・社会について見なおすべき
5 ダン・ブラウン『:ダ・ヴィンチ・コード』の作者 最新作で人類起源の謎に迫る
6 カズオ・イシグロ:村上春樹、翻訳、そして記憶の中の日本
7 ジュリエット・W・カーペンター:音楽家のように作品と共鳴するのが翻訳家
第2巻
1 スコット・ギャロウェイ: Google、Apple、Facebook、Amazon 4大企業が世界を動かす
2 メアリー・エイケン:インターネット環境において心理学を理解することの重要性とは
3 マーカス・デュ・ソートイ:私たちは何を知ることができるか 数学的思考の探求
4 ユヴァル・ノア・ハラリ:歴史学者が予測する人類の未来
5 リサ・ランドール:観測できないものを観測する科学
6 ジャック・アタリ:ヨーロッパからアジアへ 社会変革の開始
7 フィリップ・コトラー:マーケティングと民主主義の経済
上記の通り、幅広いテーマを扱っていることがわかります。
こうしたアカデミックな英語インタビューを日本語翻訳、解説とともに聴ける教材は貴重です。
専門性が強く難しいのでは？と思うかもしれませんが、冒頭に「インタビューの背景」で事前知識の解説がありますから、インタビューにスムーズに入っていけると思います。
左ページに英文、右ページに日本語という構成も見やすいです。
どれも興味深く、知的好奇心を刺激されるインタビューばかりで、普通に読み物としても楽しめるでしょう。
まとめ
今回は英語で聴けて日本語翻訳もあるインタビュー本を紹介させていただきました。
インタビュー本は専門用語の使い方が勉強でき、英会話リスティングの練習にもなるので、学習効果が高いと思います。
何より有名人の魅力的な話ぶりに引き込まれ、何回聴いても飽きないので、英語教材として優秀です。
普通の英語教材では身が入らないという場合、本記事で紹介したインタビュー本をチェックしてみてください。
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