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翻訳業をしたい人向けの文法書おすすめ4選を紹介!

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未経験で翻訳の勉強をしているが文法に苦手意識がある人は多いのではないでしょうか。

翻訳トライアル合格のためには文法上のミスは許されませんので、文法理解の精度を高めておく必要があります。

ネット上でも文法のことは調べられますが、必要な情報を探すのに時間がかかってしまうこともあるでしょう。

そこで、翻訳実務に通用する文法力を養成するためにおすすめの文法書を紹介していきます。

翻訳業をしたい人におすすめの文法書

翻訳業をしたい人におすすめの文法書は以下の通りです。

・一億人の英文法
・マーフィーのケンブリッジ英文法(初級編)
・ロイヤル英文法
・英文法解説

本章にて1つ1つ紹介していきます。

一億人の英文法

本書は英語を話すことを目的とした文法書です。

英文法をネイティブの方が話す時の感覚で理解していけるように書かれています。

具体的には英単語や英文法の持つ意味をイメージとして覚えていけるように1つ1つ言語学的なアプローチをしながら解説しています。

受験英語に慣れてしまいがちな日本人の英語学習では、翻訳の時に単語の意味を取り違えることをしがちです。

本書を通して、翻訳時に自然に意味が通る形で訳していけるようになるでしょう。

マーフィーのケンブリッジ英文法(初級編)

こちらも英文法をコミュニケーションに使えるよう解説していく英文法書です。

例文が豊富であり、練習問題も充実しているため、何回も練習していくことで英文法を自然に使いこなせるようになってきます。

例文も普段使うような表現が多いので、とても実践的です。

本書によって、翻訳の場面でも基本的な文法につまづくことなく訳せるようになるでしょう。

ロイヤル英文法

大学受験のコーナーなどでも置いてあることがあるので、皆さんも一度は目にしたことがある文法書だと思います。

とにかく分厚くて、重たいですが、これ一冊で必要な文法知識を網羅しているという安心感があります。

ロイヤル英文法を最初から最後まで丁寧に読むのは大変ですし、時間もかかりますので、辞書的に手元に置いておく用に使うのがベターでしょう。

ネットでも文法は調べることができますが、ネット上の情報は偏っていたり、間違っている可能性もあって、結局いろんなサイトを見て回ることとなりがちです。

索引もしっかりしていますから、下手にネットで文法について調べるよりは効率的に調べることができるはずです。

英文法解説

英文法解説もロイヤル英文法に劣らず分厚い文法書です。

ロイヤル英文法でも文法書として十分ですが、本書は解説がすばらしく、例文も充実しているという特徴があります。ロイヤル英文法でわからなかった部分や、もっと例文がほしい場合に有益となります。

安西徹雄さんの書いた本に英文翻訳術という翻訳者におすすめの本がありますが、その本の中でも本書がおすすめとして紹介されています。

文法の勉強の次にするべきこと

文法の勉強の次にするべきことは以下の通りです。

・翻訳の仕方を学ぶ
・案件を取っていく
・翻訳講座の受講も検討する

本章にて1つ1つ説明していきます。

翻訳の仕方を学ぶ

文法を習得しただけでは翻訳はうまくならず、読みやすいよう綺麗な日本語で訳すことが求められます。

訳し方や訳すルールについて別途学んでいく必要があり、これらは受験英語や資格の勉強では身に付きません。

翻訳の仕方を学べる本もいろいろとありますので、何か一冊読んでおきましょう。

個人的には、上記の「翻訳の布石と定石 実務翻訳プロへの道」がおすすめです。

翻訳の仕方・訳し方を学べる本おすすめ5選を徹底紹介!

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案件を取っていく

翻訳の基礎を学んだら未経験OKの案件を取っていくことをおすすめします。

翻訳の力をつけるには実務を経験するのが一番だからです。

未経験から翻訳の案件を取るには、翻訳会社などのトライアルを受けるのが一般的で、トライアルに受かるための勉強が大事になってきます。

それ以外にも、翻訳紹介サイトに登録して案件を紹介してもらう、クラウドソーシングサイトで簡単な仕事を探すといった方法もおすすめです。

仕事の始め方について詳しくは下記の記事をご覧ください。

【初心者向け】在宅翻訳の始め方を徹底解説!【完全ロードマップ】

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翻訳講座の受講も検討する

上述の通り、翻訳の仕事を取るには、翻訳の仕方を学び、案件を探し、トライアルに受かる、というプロセスが求められます。

しかし、これらを自分一人で全てこなすのは大変ですし、不可能ではないにせよ、多大な時間と労力を必要となります。

最悪の場合、かなり勉強をしたのに結局仕事にありつけなかったということにもなりかねません。

着実に未経験から翻訳の仕事を得るためにも、翻訳について1からしっかり学べて、卒業後に案件紹介もしてくれるフェローアカデミーなど翻訳スクールの講座の受講も検討してみましょう。

※翻訳講座については下記の記事もぜひ合わせてご覧ください。

おすすめの翻訳スクール・講座4選を紹介!【2023年最新】

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まとめ

トライアルを目的とした本はないですが、翻訳に関する本はいろいろとあることがわかりました。

翻訳業をするうえでは文法の基礎を固めることは必須といえます。文法に不安の方は本記事で紹介した文法書のうちどれでもいいので一冊購入して読んでおきましょう。

独学だと翻訳の学習は難しく、ただ本を読むだけでは上達しません。トライアルを受けたり、クラウドソーシングサイトで翻訳案件を受けたりして、少しずつ翻訳の実力を高めていくことが大事です。

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