英語翻訳で読めるおすすめの日本文化紹介本6選！

「日本文化の解説を英語に翻訳して紹介した本を探しているがどんな本がある？」

外国人の方に日本文化を紹介する機会が多い人や、翻訳の仕事をしたい人で、日本文化を英語の本で学びたいというケースは少なくないのではないでしょうか。

英語翻訳と日本文化を同時に学べることができれば一石二鳥ですよね。

本記事では、英語翻訳されたおすすめの日本文化紹介本を厳選して紹介していきます。

英語翻訳されたおすすめの日本文化紹介本

英語で読む外国人がほんとに知りたい日本の文化と歴史

本書は、日本の文化や歴史、観光地、食など計31もの幅広いテーマを扱った1冊。

著者が20年以上にわたり日本を学んできたイギリスの方ということもあって、外国の方が本当に知りたい部分を中心に紹介しているという特徴があります。

「よくある質問」では外国人がよく質問することを、「質問の背景」では外国人がなぜそのような質問をするのか、など外国人の日本への疑問や知りたいことについて深く理解できるようになってます。

高校生でも読めるよう簡単な英文で書かれており、手軽に読むことが可能。音声ダウンロードも可能で、リスニングの練習もできるなど、様々な学習に対応した本となってます。

イラストで解る! 英語で日本のしきたりと文化を伝える本

箸の使い方、日本食の基本、神社の参拝、年中行事といった日本のしきたり、文化をイラスト付きの英語で紹介していく本です。

イラストとセットで説明していくのでイメージを持ちつつ英語を学べて学習効果が高そうです。

1つ1つが短めの説明文ということもあって、気軽に読めるのもいいなと思いました。

実際読んでみると、内容は結構深掘りして書いてあり、日本文化について深く学びたいという人にとっても大変おすすめです。

英語で日本文化の本 The Japan Culture Book

本書は、日本文化について、英語で語り合うための「語学カルチャー本」で、12のテーマがあり、それぞれ和英対訳形式で短いトピックで構成されてます。

一般的な日本の文化、歴史だけでなく、小津映画やゴジラ、J-ポップ、マクロビ、ゆるキャラ、kawaiiファッションなど比較的最近のカルチャーについても解説されているという特徴があります。

英文としては他と比べてやや難度が高いですが、一般的な日本文化の紹介にとどまらず、より幅広く、かつ、深掘りして会話・議論したいという人におすすめの1冊です。

通訳ガイド取得を考えている人向けに役立つ59項目が収録されており、資格取得目的でも使えます。

日本の地理・歴史・文化を英語で表現する

本書は、日本の地理・歴史・文化についてまんべんなく学べる1冊です。

通訳案内士や英検、観光英検、歴史検定、地理検定などにも対応しており、英語資格の勉強をしている人に最適。

構成としては、歴史や地理、社会について日本語で解説しつつ、重要語句が英語でも翻訳されているといった感じです。

正直、学校の教科書をそのまま英語本にした感が強く、本としては面白味には欠けますが、カバーしている範囲がとにかく広くて参考にはなるので、手元に置いておきたい本と言えます。

英語で話す「日本の文化」

本書では、金田一春彦や遠藤周作、梅原猛、平川祐弘、西堀栄三郎、鯖田豊之、野村万作、井上靖、小松左京、中根千枝など日本を代表する作家達が日本文化について書いたものを英語でまとめられてます。

言語、宗教、アイヌなどそれぞれの専門分野について書かれていることに特徴があります。

普通に日本文化論としても貴重ですし、英語論文などを読み書きしたい人にとっても読みごたえがあるでしょう。

日本伝統文化の英語表現事典

本書は、日本の衣・食・住に関する伝統文化、伝統工芸品などについて1つ1つ英語で説明してくれている本です。

日本文化について、外国人の方に詳しく説明したい、翻訳したい、といった場合にかなり適してます。

普通の日本人でも見聞きしたことないような項目までたくさん掲載されているので、読み物としてもかなり参考になりそうです。

まとめ

今回は英語翻訳のおすすめ日本文化紹介本を中心に紹介させていただきました。

日本文化について初心者にもわかりやすく説明したものから、有名作家によって書かれたものまで様々です。

なじみのあるトピックが多いので、英語が苦手でも読みやすいかと思います。

英語翻訳の日本文化紹介本を読んで英語力、翻訳力を高めてみましょう。

※翻訳の始め方やスクールについては下記の記事もぜひ合わせてご覧ください。