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会計の英語学習・翻訳本7選を紹介!

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「英文の会計を読めるようになりたい。何かいい本ないかな?」

仕事で財務諸表の分析・翻訳、あるいは、個人で投資をする場合など、英文で会計を読む必要があるという人は少なくないのではないでしょうか。

グローバル化が進んでいる昨今、その必要性はますます増しているかと思います。

英文会計は単語の意味だけでなく、その仕組みとともに理解する必要があり、そのためには英文会計に特化した本を読むのが近道です。

そこで本記事では、英文会計を学べる学習本・翻訳本を厳選して紹介していきます。

英文会計を学べる学習本・翻訳本

ゼロから始める! すぐに役立つ! 英語の決算書の読み方

本書は、英語学習で有名なアルク社が、知識ゼロからでも会計と英語を同時に学ぶ、というコンセプトで書かれている1冊です。

図解がとにかく多くて読みやすいという特徴があり、完全初心者でもスムーズに読んでいけると思います。

後半は楽天という実際に存在する企業の財務分析をしていく章もあり、決算書などをどのように読んでいき、何がわかるのか、について実践的な知識が得られます。

正直、英語の解説は少ない感がありますが、完全初学者が最初にとっかかりとして読むなら、負担が少なくておすすめです。

50の英単語で英文決算書を読みこなす

本書はたった50の英単語で英文決算書の読解を試みるという1冊です。

156ページという少なめなボリュームながら、要点がかなりコンパクトに、かつ、簡潔にまとめられてます。英語が苦手という人でもスムーズに読めるはずです。

バフェット流英文決算書分析術の章もあり、英文の決算書の分析方法も学びたいという人にも最適。

最初の1冊としては、かなりとっつきやすくておすすめです。

財務3表がスラスラ理解できて英語力も身につく本

本書は、貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書のいわゆる財務3表について、それらの仕組みを学びつつ、英文で読むための基礎も固めるという1冊です。

表面的な解説にとどまらず、会計制度の意義から説明していくので、なぜこういうルールになっているのか?といった疑問に答えてくれます。

第2章にはケーススタディもあり、インプットした知識を実践レベルに引き上げてくれます。

会計を深く理解し、同時に英語を学びたいという初心者にはおすすめです。

ゼロからはじめる英文会計入門

本書は、簿記知識ゼロで、英語力が普通の状態から、英文会計を基礎から学べる1冊です。

図とイラストを豊富に使っているので、初学者でもイメージを持つことができ、理解が進みます。

BATICのSubject 1の受験テキストとしても使うことが可能で、将来的に英文会計を含む資格取得を目指している人にもおすすめです。

英語で学ぶ会計入門

本書は会計知識のない状態から会計の概要を平易な英語で学んでいくというコンパクトの1冊です。

構成としては、左ページに英語、右ページに日本語訳といった形。

英単語など要所だけ学ぶ本も多い中、丸々英語で書かれた会計テキストを日本語で学べるので、初心者にはやや難易度が高いものの、学習効果は高いと思います。

いきなり本書を読むのはおすすめできませんが、ある程度英語力があり、英文会計の知識が身につけた人が、より本格的に英文会計を学びたい場合に最適です。

会計プロフェッショナルの英単語100

本書はビジネスで特に重要なBS・PL上の100語を厳選し、会計英単語の意味、使い方を学べる1冊です。

外資系企業の方はもちろん、海外赴任者、米国公認会計士の受験者、海外MBAの受験者、 経理・財務・IR等の担当者などを対象としています。

100語と聞くと少ないと感じるかもしれませんが、100語について3~5の例文、関連用語などがあり、それらも合わせると1000語超にもなるので、ボリューム満点です。

他の入門書を読んだ後に補強をしたり、辞書的に使ったりするのに最適でしょう。

英語の決算書を読むスキル−海外企業のケーススタディで基礎と実践をおさえる

本書は英語の決算書を読むスキル習得に特化した1冊です。

H&M、アルセロールミタル、ブロックバスター、アップル、ウォルトディズニー、アマゾンなど名だたる有名企業を例に取り、様々な角度から決算書を読み解くコンテンツは大変興味深い内容でした。

ブロックバスターは経営破綻の予兆を「CF計算書」から察知、アップルは驚異の成長スピードを「成長率計算」で測定、といったように具体的なテーマを設定しつつ、財務分析する方法はとても実践的です。

本書でも会計英語は学べますが、他の入門書で基礎を固めた後に、実践力を高めるべく、本書に取り掛かったほうがスムーズで、かつ、効果的かと思います。

会計英語の翻訳をより学ぶには?

翻訳系の資格を受ける

サンフレアアカデミーが主催している翻訳資格「TQE」では「金融・経済」という科目があります。

出題される内容は「経済分析、金融商品、事務・会計、IR 等」とあり、会計についても問われてます。

70点以上取れれば3級合格で、翻訳者登録も可能となるため、翻訳者としてステップアップが可能です。

※その他翻訳に活かせる資格については下記の記事もご覧ください。

翻訳の仕事におすすめの資格5選!仕事に直結するのはどれ?【2023年最新】

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翻訳講座を受講してみる

老舗の翻訳スクールであるフェローアカデミーには、ベータ応用講座「経済・金融」があります。

「経済動向」「市場環境」「企業業績」「市場動向」の4つのテーマについて、「マーケットの動き方とその見方」に関する背景知識や英語表現、翻訳テクニックを学習。

会計に特化した講座ではありませんが、会計に関連する知識とともに幅広く実務翻訳を学べます。

添削課題、質問サポートにより、完全初学者でも着実にレベルアップしていけるでしょう。

※翻訳講座については下記の記事も合わせてご覧ください。

おすすめの翻訳スクール・講座4選を紹介!【2023年最新】

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まとめ

今回は会計英語の学習・翻訳本について紹介させていただきました。

翻訳など英語の専門職に就いている人以外でも、英文で財務諸表などを読む必要に迫られている社会人の方は多いかと思います。

英文で財務諸表を読むのは無理・・・と諦めないことです。

本記事で紹介した本を読んでみると、意外に難しくないことに気づくと思います。

英文会計の基礎を習得し、仕事の幅を広げていきましょう。

【初心者向け】在宅翻訳の始め方を徹底解説!【完全ロードマップ】

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